結婚式での一番の感動のシーンというとやっぱりご両親へのお手紙の場面ではないでしょうか。花嫁がご両親へ送るというのが一般的ですね。心に残るお手紙は具体的に書かれたものでしょう。
小さい頃の思い出などはできるだけ具体的に書きましょう。会場のみなさんにとっては話が具体的な方が想像しやすいですし感情も入りやすいからです。
たとえば、「お母さんは裁縫が上手でいつも手作りのものを作ってくれました。」と書くよりも「一度手編みのマフラーを作ってくれたことがあったのですが照れくさくて一度もしないままでごめんなさい。本当はとてもうれしかったです。」などと具体的に書いた方が気持ちも伝わりやすいです。
ご両親への花束贈呈のとき、花の代わりにウェイトベア(自分が生まれた時の重さにつくられたぬいぐるみ)をプレゼントする方がすごく増えています。実は私もそうでした。
クマのものが多いですが、今ではうさぎや犬やキャラクターのものなど種類は豊富です。そしてナレーションで「お父さんお母さん、この重みは今でも覚えているでしょう」と流せばご両親はもちろん会場のみなさんもウルウルでしょう。
ご両親はきっとその時の感動を思い出してまたさらに感動すること間違いなしでしょう。また花束といっしょにご両親の似顔絵を描いてプレゼントした方もいらっしゃるようです。
もちろんご両親は感動したでしょうね。似顔絵は無理という方でも何か他に手作りのものをプレゼントするとより感動していただけると思いますよ。